家族がいる場合、会社が倒産して経営者が自己破産したら家族に請求が来てしまうかというと、そんなことはありません。もっと正確に言うと、たとえ配偶者であっても、自己破産に係わることで請求されることはほとんどないのです。
配偶者がサラ金から沢山のお金を借りて、利息が利息を生んで、返すあてがなくなり、にっちもさっちも行かなくなって自己破産して借金をチャラにしたいというケースであっても、片方の配偶者に負担がかかることはありませんし、家族に負担がかかることもありません。
たとえば、家や土地があって、それを処分すれば、借金を返せる状態であったとしても、その家や土地が本人名義でないかぎり、ご家族に請求が及ぶことはありません。
逆に言えは、本人名義であれば、指輪であろうと、時計であろうと、ちょっとした小物であろうと、お金に換金できるものであれば、全て借金返済の対象となります。
要するに、家族に迷惑がかかるのは、連帯保証人でなければ、関係ないということであって、連帯保証というのは、本人と一緒に債務を返済する義務が発生するということなのです。
連帯保証は、とても怖いものであって、自分がお金を借りたのではなくても、さも自分がお金を借りたような効力が発生するということであり、友達などに頼まれたときでも、即答しないで、対策を練る必要があるものです。
友達甲斐がないと言われても、万一に備えて、担保を取っておくというようなことです。
つまり、お金のことに関しては、連帯保証人ということが最も警戒しなければならないこと言えます。